松坂中日への入団ほぼ決定?岩瀬は放出OKとする中日が描く戦略とは

松坂中日への入団ほぼ決定?岩瀬は放出OKとする中日が描く戦略とは

中日は18日、前ソフトバンクの松坂大輔投手(37)の入団テストを23日にナゴヤ球場の屋内練習場で行うことを発表したと報道がありました。テストは森監督はじめ首脳陣や編成担当が同席予定で非公開のようです。

興味深いのは、合否が当日に決定し、合格であればそのまま入団会見を行うということです。

球団からは下記のコメントが出ています。

合否が当日決定した場合には、会見場を設定させていただきます

従い入団テストがある23日に「中日・松坂」が誕生する可能性があるということです。森監督も松坂の件について

投げられなきゃ来ないだろ。顔を見ればいいよ

とコメントし、不安視されていた右肩については少し楽観的になっているようです。

加えて、西山和夫球団代表も

松坂投手と直接話をして熱い決意をひしひしと感じた
合否については即日もあり得る。(育成契約という)ワンクッションは置く必要ない

と合格となれば支配下選手として契約し、来春キャンプから合流する可能性があることを示唆しました。
昨年12月に入団テストの実施が決まった際、松坂は球団を通じて

「チャンスをいただき感謝しています。テストに向けてしっかりと準備していきます」とコメントしています。

この球団側の温度感から、「入団テストは出来レースで、ほぼ入団決定なんじゃない?」と思っちゃいますよね。

過去の素晴らしい実績があるとはいえ、過去数年は満足いく成績を上げられていない松坂。

松坂の入団が正式に決まれば、その理由をきちんと聞きたいところですね。

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松坂は欲しいが岩瀬の放出は已む無し?

一方で中日に関してはつい先日衝撃の事実が発覚したばかりですよね。
球界のレジェンド・岩瀬仁紀投手兼コーチを、海外FA権を行使して中日に移籍した大野奨太捕手の人的補償として中日が28人のプロテクトリストに入れていた件です。

昨季、プロ野球新記録となる950試合登板を達成した岩瀬は、4年ぶりに50試合登板、3勝6敗2セーブ、防御率4・79の好成績を残してカムバック賞を受賞した。今年44歳となるが日本ハムサイドはまだ十分にやれると判断したようです。当初から日本ハムは人的補償として左のリリーフ投手をターゲットにしており、誰よりも多くの場数を踏んでいる左腕の経験もチームにプラスの影響を与えることも考慮したのだろう。

日本ハムは人的補償を求めることを決め、中日にも通達。しかしその後、年が明けても日本ハムサイドからはなかなか発表はなく、吉村GMは「長引かせているわけではない。複雑な要因が絡んでいる」と何か問題が発生していることを示唆。そしてようやく14日に人的補償を求めないことを発表した。吉村GMは「熟考の末です。(理由は)お答えできない」とコメントを控えたようです。

実は日本ハムから岩瀬の指名を受けた中日は、大混乱状態だったようです。中日としては岩瀬の指名はまさかの出来事で「岩瀬は超のつく大ベテラン。今季から兼任コーチの肩書もついている。球界の暗黙の常識からしても兼任コーチは選ばないと踏んでいたようだ」と球界関係者がコメント。

チームを長きにわたって支えた功労者を人的補償で移籍させるなんてことになれば球団にとっては大失態。ファンから批判が噴出するのは間違いない。とはいえルールはルール。日本ハムサイドには少しの非もない。中日球団サイドはこの事実を岩瀬本人に伝え、納得してもらうよう努力した。

最終的には、「人的補償になるなら引退する」とまで言せた球団の失態を見かねたのか日本ハムサイドが岩瀬の人的補償をやめ金銭補償で決着となったようです。

右往左往する中日の戦略

若手が伸び悩むと言われている球団の1つである中日。その穴をベテランを起用することで穴場を凌ぎ、その間に若手の育成に注力したいのかと思いきや、コーチ兼任の肩書きを持つベテランを放出しようとしていた。
来シーズンに向けて色々と不安要素が多い中、是非とも何かきっかけを掴んで、来シーズンのパフォーマンスに期待です。

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