「たけしの家庭の医学」認知症をカレーで予防?インド人から学ぶ食事予防法

「たけしの家庭の医学」認知症をカレーで予防?インド人から学ぶ食事予防法

「名医とつながる!たけしの家庭の医学」にてカレーによる認知症予防法がとり上げられていましたね。

それで思い出したのですが先日、アメリカ人の友人達と話していると急に介護の話になりました。

友人の1人が認知症を患っている祖母の介護を今家族でやっているという話をしていたのですが、インド系の友人が「認知症」を知らなかったようで「それ何?」っていう感じでした。インドではあまり馴染みのない言葉のようです。

そこで認知症のことを調べていると興味深いことが分かりました。

それは、インド人はアメリカ人のよりもアルツハイマー型の認知症患者が少ないというデータがあり

その背景にはインド人がよく食べるカレーに秘密があるとのことです。詳しくシェアしたいと思います。

認知症とは

東京都福祉保健局によると、下記のように定義されています。

 

いろいろな原因で脳の細胞が損傷を受けたり、働きが悪くなることで、認知機能が低下し、さまざまな生活のしづらさが現れる状態を指します。

また認知症の原因となる病気には、主に「アルツハイマー病」、「脳血管障害」、「レビー小体病」の3つがあり、もっとも多いのがアルツハイマー病のようです。認知症=アルツハイマー病と思っていましたが、アルツハイマー病はあくまで一つの原因にすぎないんですね。

Source; 東京都福祉保健局

 

これらを発症する原因として、アミロイドβの蓄積ということが近年広まってきました。

アミロイドβとは、脳の神経細胞の老廃物ともいわれ、これが蓄積することによって認知症が発症するといわれています。

アミロイドβが蓄積してから認知症を発症するまでは約25年といわれており、70歳で認知症が発症すると考えると、

認知症予防は45歳から始める必要があるのです。

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カレーが認知症を抑制している?

インド人にはアルツハイマー型認知症が少ないというデータがあります。インドはまだ平均寿命が低く、乳幼児死亡率も高いので、長生きする人が少ないから認知症が少ないのではないかと思われていましたが、そうではないという研究結果があります。

アメリカとインドの同世代の人同士でアルツハイマー型認知症の割合を調べたところ、インド人はアメリカ人の4分の1、研究結果によっては8分の1ほどしか、患者がいないことがわかっています。 その理由について調査したところ、カレースパイスに含まれている「クルクミン」という物質に認知症予防の鍵があることにたどり着きました。、なぜクルクミンが認知症予防にも効果的といわれるのかというと、脳のゴミといわれるアミロイドβの蓄積を予防し、さらに神経をアミロイドβの毒性から保護してくれる働きがあるから、なのです。

確かにアメリカ人の食文化ではカレーを食べる習慣がほぼないのに対して、インド人はほぼ毎日カレーを食べますよね。

ドリンク剤にも含まれている「クルクミン」

金沢大学の山田教授の研究によると、カレーの中にアルツハイマー型認知症を防ぐ成分があることを発見しました。それはカレーの黄色い色のもととなるウコン(ターメリック)です。ウコンのなかにはクルクミンという物質が存在しますが、そのクルクミンがアルツハイマーの予防に有効であるということがわかったのです。

アルツハイマー型認知症は、脳内でアミロイドベータという物質が作られ、神経細胞が死滅して脳が線維化することで発症しますが、クルクミンには線維化を抑制する作用があることがわかっています。

クルクミンは最近その効果が盛んに研究されており、肝機能を高める効果もあることがわかりました。お酒を飲む前後に飲むと良いと言われているサプリメントやドリンク剤などにも含まれています。また、クルクミンはがん細胞の増殖を抑制するという抗がん作用等、その他様々な薬効が報告されており、現在とても注目されている成分です。

ほとんど体内に吸収されない「クルクミン」

一方で、体内へほとんど吸収されないというデメリットもあります。クルクミンは水に溶けにくいため、上記のような効能を発揮する前に口から摂取してもほとんどが消化管粘膜から吸収されずに体外に排出されてしまうようです。したがって、クルクミンの薬効を利用するためには、体内への吸収率(消化管吸収率)を高めることが最重要課題になっています。

しかし、オーストラリア_メルボン大学のマークコーエン博士の研究で「クルクミン」と類似の効能を持った「セラクルミン(Theracurmin)」と呼ばれる抗生化物質が発見されました。「クルクミン」の27倍の吸収率を誇るようで、“魔法の弾丸”と呼ばれています。

加えて「セラクルミン」は老化抑制の効果もあり、骨粗鬆症の患者さんが関節症等を和らげるために服用されています。毒性がなく副作用のリスクが低いもメリットの1つのようです。

 

日本人としても普段食べているカレーにこのような効能があることは、良い知らせですよね。

食べるペースについては1週間に1回のペースでいいそうです。

ただし、市販のカレールーにはクルクミンが配合されていないものもあります。

なので、認知症予防としてカレーを食べるなら、クルクミンという成分が入っているかどうかを確認するようにしましょう。

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