大企業を入社3年以内に辞めた人に聞いた退職理由トップ3

大企業を入社3年以内に辞めた人に聞いた退職理由トップ3

2014年3月に大学を卒業した新卒就職者の3年以内の離職率が32.2%と、前の年に比べ0.3ポイント増えていることが厚生労働省の調査で明らかになった旨、報道されています。

離職率が増えるのは2年ぶりで、このうち1年目での離職率は12.3%だったようです。

一般的に言われている、「新卒就職者(大卒)のうち30%は3年以内に辞める」はここから来ているのですね。

離職率は、若干の変動はありますが、過去20年間にわたって、3割前後で推移しているようです。「最近の若い者は」と言われがちですが、昔から若手が3割程度辞めているという状況は続いているのです。

実は私の会社でも同じことがおきています。例えば私の同期。事務系採用者で入社時には約40名いましたが、3年目が過ぎた頃には約30名。5年目を過ぎた時点では28名。今となっては24名と、このままいくと半分になってしまうのではないか?という勢いです。

これは私の同期だけでなく、入社年度が近い先輩/後輩を見ていても同じことが言えます。

 

なぜ、こんなにも多くの新入社員が、短期間で離職してしまうのでしょうか?

今回は実際に大企業を辞めた周囲の友人/先輩/後輩に聞いて多かった理由をシェアしたいと思います。

第3位 長時間労働/仕事のプレッシャーに耐えられない

世間では今長時間労働について非常に関心が高く、多くの大企業でここ数年働き方を見直そうと様々な取り組みが成されています。

よく報道されている残業時間に制限を設ける施策も1つですね。

しかし、ここで問題なのが仕事量自体は変わっていないということです。

数年前では1日に10時間以上かけていた仕事をいきなり半分の時間でやれと言われれば、

求められる成果は同じという前提だと、効率的な方法を考えるか、人数を増やすかのどちらかしかありません。

前者は一定上の経験/知識が必要ですし、人並み以上の処理能力の高さも不可欠です。

後者も後者で、人員計画に関わる話になってくる場合もあり、社員から上司に提言しすぐに人を増やしてもらうというのは困難な場合が多いです。

 

私の周囲でも入社して最初の数年でこの壁に直面している同期/同僚はかなり多かった印象がありますし、実際にこれが原因で辞めた人も多かったです。

上司から残業時間の制限を設けられるも、業務量は変わらない。自分1人で完結する仕事であればまだしも、取引先や社内の関連部署等の“相手がある”仕事の場合だと、「残業できないので期限までに終わらすことはできませんでした」では済みません。

特に入社した日が浅いと声を上げることは難しく、意地でもやり切ろうと必死になってしまいます。残業をすると上司から怒られるので、残業時間は申請しない。しかし、処理能力が仕事のタイムラインに追いつかず、どんどん仕事とストレス、疲労が溜まっていってしまいます。

このプレッシャーに耐え切れず、自暴自棄になってしまい会社を辞める決断をした同僚もいましたし、

中にはある日突然会社に来なくなったという人もいました。

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第2位  20代のうちに海外赴任が叶いそうにない/仕事で語学力を活かせられない

ここ10年、事業のグローバル化が急速に進み、私の会社の採用でも「グローバルな舞台で活躍できる人材を募集します」と言ったように“グローバル色”を前面に押し出す傾向にありました。

従い、新卒採用者も海外留学/インターン等の経験者、帰国子女、海外の大学出身者等、海外に興味があるメンバーがほとんどでした。

私の同期や後輩でも、海外の事業所や取引先と協働するような仕事を得意の語学力を活かしながらバリバリこなす。

そして近い将来海外赴任したいと考える人が大多数でした。

 

しかし、現実は違います。グローバルに事業を展開しているとは言え、日本で新卒採用をしている大企業はほとんど日本の会社です。

海外とのやり取りが発生し、英語を使って仕事をする部署は限られています。

また外資系に就職しても、海外の本社からすると国内市場を担当する拠点にすぎないので

若手が海外の拠点とのやり取りに関われることは稀のようです。

 

加えて、事業のグローバル化が加速するにつれて、海外の事業所や子会社の自立化を図るため、各国の日本人駐在枠は削られる傾向にあります。海外で駐在する日本人はマネージャー職以上の社員に限られてしまい、若いうちからの海外赴任は非常にハードルが高くなっています。

これらの入社前の理想とのギャップに直面し、入社3年以内に特定の外資系企業や海外へ直接転職する知人が多くいました。

いつ来るか分からない英語を使う機会や海外で仕事をする機会を会社で待つよりも、環境を変えたほうがてっとり早いと考えたようです。

第1位 仕事にやりがいを感じられない

ぶっちぎりでこの理由が多いです。

残念ながら会社の中で仕事は自分で選べないことがほとんどです。

特に大企業は社内の業務や機能が細かく分かれており、ストライクで自分が希望する部署に行くのはハードルが高いです。

どんなにやりたい仕事があっても人事部もしくは上司がNoと言えばできませんし、逆に今の仕事がどんなに楽しくても会社から異動しなさいと辞令が出れば従うしかありません。

やりがいを感じることができない仕事をやり続けることほど、苦痛なものはありません。

自分なりに意義を何とか見出しているサラリーマンがほとんどですが、20代のうちに強いられると、

自分が成長できていない」「無駄な時間を過ごしてしまっている

と焦りに変わり、環境を変えるという選択をする人が多い印象です。

就活は自己分析/企業分析が大事

どんだけ就職活動中に自己分析/企業分析を頑張っても、これらの苦悩を必ず避けられる訳ではありません。

しかし、自分と志望企業の本質を事前に理解しておくことで避けられるミスマッチもあると思います

決して上記のような苦悩が悪いこととは思いませんし、その経験が活きて次のステップに繋がることもあると思います。しかし、折角苦労して入った会社/組織をミスマッチが原因で3年以内に辞めてしまうのはもったいない気がします。

もしあなたが現在就職活動中で、自己分析/企業分析等に興味がある場合は是非下記の記事もチェックしてみてください!

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