エントリシート対策 使い回せるテンプレートの書き方を例文付きで解説

エントリシート対策 使い回せるテンプレートの書き方を例文付きで解説

就職活動の選考を進める上で避けられないのがエントリーシート(ES)の作成です。

エントリーする企業が数社であれば問題ありませんが、10社を超えるような場合、各企業に合わせて作成する手間と時間を考えると非常に就活生泣かせなステップですよね。

一方で、どの企業も例年似たようなお題を設定する傾向にあります。

 

あなたの学生時代に頑張った/取り組んだことは何ですか?」です。

 

ということで、今回の記事はこの設問に特化した対策をシェアしていきます。

文字数の指定や質問の表現は企業によって違いますが、聞かれていることの本質は同じです。

どの企業も同じような内容を聞いてくるということは、エントリーが始まる前から対策/準備ができるということです。

エントリーシート(ES)について、ネットや対策本では色々な準備が必要だと書いてありますが、私が今回みなさんに共有する方法は、ただ1つ

「1つのテンプレートを準備する」

これだけです。企業のエントリーが始まる前にはとりあえずこれだけやっておけばOKです。

もちろん企業独自の設問はありますが、エントリーが始まる前に考えてもどうしようもないです。過去数年の設問をネット等から仕入れて、どのように書くか考えるくらいでしょうか?

ということで、この記事はこんなあなたにおススメです。

  • 企業のエントリーラッシュが始まる前にエントリーシート(ES)の対策をしておきたい
  • 「学生時代に頑張ったこと」の回答の仕方が分からない/自信がない
  • 労力をかけずに効率的にエントリーシート(ES)の提出ラッシュを乗り切りたい

もしあなたが上記の悩みを抱えているのであれば、是非この記事を読み進めてください。

 

質問の意図を理解する(なぜ、学生時代に取り組んだことを聞くのか?)

企業はあなたの学生時代に取り組んだ内容を通じ、組織の中でPDCAサイクルに基づいて行動できそうか否かを見定めるためにこの質問をしています。

PDCAサイクルとは?

Source;kigyotv.jp

PDCAとは、Plan・Do・Check・Actionのそれぞれの頭文字をとったもので、上の図のようにな順番でサイクルを回していきます。
では、1つずつ意味を簡単に説明します。

「Plan=計画」

目標を設定し、目標達成のために何をするべきか仮説を立て、プランニングすることです。

何をするのか・誰に対してするのか・なぜするのか・どのくらいの量を行うのか・いつまでに行うのか…など基本の5W1Hを更に詳しく分解して考えていきます。

「Do=実行」

計画をもとに実行することです。

計画したことを意識し、結果が分かるように、時間を測る・数を数えるなど数字を付けることが大切です。

「Check=評価」

計画に沿った実行が出来ていたのかを検証することです。

実行した結果が、良かったのか悪かったのかを判断します。その時に、実行で述べた数字を付けておくと具体的根拠ができるので検証の正確性が増します。

「Action=改善」

検証結果で見えた、課題の解決策を考え改善することです。

実行した結果、この計画を続けるか・止めるか・改善して実行するかなどを、この段階で考えます。

この時に、次のサイクルの「Plan」を意識して考えることが重要なポイントです。

 

企業の仕事はこのPDCAサイクルで回っています。

学生時代にPDCAサイクルに従って自らの問題意識を基に行動できたかということを企業側はチェックしたいのです。

従い、この「学生時代に頑張ったことは?」という質問に対してはこのPDCAサイクルのロジックに基づいて回答する必要があります。

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回答テンプレートの構成

それではテンプレートの具体的な中身について話を進めます。

テンプレートは下記の5つの点に基づいて作成します。

  1. 取り組んだ内容&取り組む際にどのような目標を立てたか(Plan_計画)
  2. 何をなぜそれに力をいれたのか(問題意識
  3. 具体的にどのようなことを行ったのか(Do_実行
  4. どのような壁にぶつかり、その状況をどのように乗り越えたのか(Check_評価)
  5. その経験を経てあなたの行動がどのように変わったか、また、その学びを今後どのように活かしていくのか(Action_改善)

それぞれのポイントについて、メモ程度でいいので書いてみてください。

取り組んだ内容&取り組む際にどのような目標を立てたか(Plan_計画)

ポイント

  • どのような立場/役割を担ったかを明記すること
  • 可能な限り定量的な目標を示すこと

ここは具体的かつ簡潔に回答しましょう。

後程触れますがエントリーシート(ES)には字数制限があります。ここで字数を使ってしまうと後半に響いてしまいます。

例文

取り組んだ内容; Aplle Storeで販売員として働いた。

目標; 年間xx万円 以上の売り上げを達成すること。

何をなぜそれに力をいれたのか(問題意識)

ポイント

  • 原体験や具体的なエピソードを基にシンプルに記載すること

ここでも多くを語る必要はありません。

自身のどのようた体験や感情を経て上記の取り組みに至ったのかをシンプルに書きましょう。

例文

大学受験の失敗を機に、地元の大学に進学した友人よりも多くの経験を積むと決意し、世界1位の会社で販売経験が出来るアップルのアルバイトに挑戦した。

具体的にどのようなことを行ったのか(Do_実行)

ポイント

  • 実行にあたりどのような戦略を持って取り組んだのかを言及する
  • またその戦略の根拠について触れる

「ただ闇雲に取り組みました」「気合で頑張りました」というのはマイナスです。

何をやるにも戦略と根拠が必要です。自分が取り組んだ内容の妥当性や影響力をアピールするために、きちんと織り込むようにしましょう。

 

例文

Windowsユーザーに集中してアプローチをした。実は来店客の7割はWindowsから乗り換えを検討していたりiPhoneを契機にAppleに関心を抱いていたりする潜在顧客だった。この7割を取り込む事が出来れば、長期的な顧客の獲得に繋がると感じた。

 

どのような壁にぶつかり、その状況をどのように乗り越えたのか(Check_評価)

ポイント

  • 取り組み事項を進めるにあたり、具体的にどのような課題に直面したのかを明記する
  • そしてその課題をどのように克服したのかに触れる

ここが一番重要なパートです。実は組織の中で仕事を進めていくにあたり、何もトラブルや課題なしに目標を達成することはほとんどありません。大なり小なり、何かしら目標達成にあたり障壁が出てきます。従い、トラブルに直面した際にどのように行動できる学生なのかという点は、採用要否の決断に大きな影響を与えます。字数の大部分をこのパートで割くつもりで詳しく書きましょう。

 

例文

潜在顧客にとってMacは価格が競合よりも1.5倍程高く、操作方法にネガティブな印象を持つ方が多く、価格交渉権がない販売員にとっては製品情報だけで如何に競合を上回る価値を伝えるかということに苦戦していた。そこで価格に見合ったベネフィットがあることをアピールすることにした。一番最初に取り組んだのが “わくわくする製品説明”だ。一方的に機能説明をするのではなくお客様と会話をしながら現状の操作と比較をしながらデモを行うことで難しそうを面白そうに転換させた。続いて、“お客様の為の利用提案”を行う。生活スタイルを会話から把握し、製品機能を活かした利用方法の提案を行った。

 

その経験があなたのどのような結果につながったか、また、その学びを今後どのように活かしていくのか(Action_改善)

ポイント

  • 最終的にどのような結果になったのか?(具体的な数字を示す)
  • 具体的な学びや得た教訓を記載する

成功/失敗は基本的に評価に関係ないと考えていただいて問題ありません。もちろん成功するにこしたことはありませんが、大事なのはそこから何を学んだのかです。

仕事でも最初のうちは失敗ばかりです。ただ、社会人として成長していくためには、そこから何かを学び、次のステップに繋げる必要があります。よく振り返ってみてください。

例文

新規ユーザーを増やし結果的にアルバイト80名中販売1位を獲得した。この経験で、販売担当の役割を果たす責任感はもちろん、顧客価値の重要性を身を持って感じた。

 

テンプレートの全体像

上記で作成した文章を繋ぎ合わせて、一つの回答テンプレートにしましょう。

各ポイントでの字数の目安も記載しているので、それに合わせて仕上げてみてください。

 

「学生時代に力を入れて取り組んだことは何ですか?」

ポイント① (約50文字)

Aplle Storeで販売員として働いたことである。年間xx万円 以上の売り上げを達成することを目標に約2年間続けた。

ポイント②(約80文字)

動機は大学受験の失敗だ。私の志望校に進学した友人や同年代の学生よりも多くの経験を積むと決意し、グローバル企業で販売経験が出来るアップルのアルバイトに挑戦した。

ポイント③(約110文字)

目標達成に向け、まずは顧客ニーズの理解に努めた。すると、来店客の7割はiPhone等を通じてApple製品に興味を持ったWindowsから乗り換え検討している潜在顧客ということが分かった。この7割を取り込む事が出来れば、長期的な顧客の獲得に繋がると感じた。

ポイント④(約280文字)

しかし、潜在顧客にとってMacは価格が競合よりも1.5倍程高く、操作方法にネガティブな印象を持つ方が多く、価格交渉権がない販売員にとっては製品情報だけで如何に競合を上回る価値を伝えるかということに苦戦していた。そこで価格に見合ったベネフィットがあることをアピールすることにした。1点目が “わくわくする製品説明”だ。一方的に機能説明をするのではなくお客様と会話をしながら、Windowsとの違いをデモを行うことで説明した。これにより、Macに対する操作性のハードルを取り除いた。続いて、“カスタマイズ提案“を行った。顧客の使用用途を会話から把握し、製品機能を活かした利用方法の提案を切り替えた。

ポイント⑤(約60文字)

こうして、新規ユーザーを増やし結果的にアルバイト80名中販売1位を獲得した。この経験から顧客価値の重要性を身を持って感じた。

*文字数;600字以内目安

 

テンプレートの使い方

今回のテンプレートは600字でしたが、実際のエントリーシート(ES)では300文字150文字等のさらにコンパクトにまとめる必要がある場合や900文字といったように字数を加える必要がある場合があります。

その場合にはこのテンプレートの構成を壊さずに編集しましょう。

また、企業によっては他の設問で今回のテンプレートの一部を問うケースもあるので、臨機応変に対応してみてください。

 

何を書けばいいか分からなかった(ネタのアイディアが出てこなかった)場合

おそらく、自己分析や企業分析が十分にできてないと状態かと思います。

当ブログでは必要最低限の各種分析の方法をシェアしています。

下記にリンクを共有しておきますので、必要に応じて是非チェックしてみてください。そんなに時間は取らせません。

 

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