松坂大輔退団!ソフトバンクの3年間12億円の投資は無駄だったのか?

松坂大輔退団!ソフトバンクの3年間12億円の投資は無駄だったのか?

平成の怪物と言われ、日本/アメリカで大活躍した松坂大輔投手がソフトバンクを退団する旨、報道がありましたね。

皆さんもご存知の通り、3年総額12億円の大型契約でソフトバンク入りしたものの、1軍登板は3年間でわずか1試合。

メディアやネットからは、松坂選手の巨額の年棒や期待値が高かった分、「ソフトバンクは大きな損失を被った」「松坂は給料泥棒」というコメントがよく見受けられました。本当に親会社のソフトバンクは松坂選手を獲得して損をしたのでしょうか?

今回はマーケティングの視点から、ソフトバンクの松坂投手への投資は本当に無駄だったのかどうか、勝手ながら検証していきたいと思います。

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 松坂選手の日本球界復帰までの経歴

  • 東京都生まれの37歳(1980年生まれ)
  • 横浜高では98年の甲子園で春夏連覇。
  • 同年ドラフト1位で西武入団。99年に16勝で最多勝、新人王などに輝く。
  • 日本で獲得した主なタイトル; 最多勝3度、最優秀防御率2度、最多奪三振4度、沢村賞。
  • 07年にメジャー移籍(レッドソックス)。同年のワールドシリーズで日本選手初の勝利投手になり世界一。
  • インディアンス、メッツを経て、15年に日本球界復帰

本当にすごい経歴ですね。。メジャーでは苦労されていたようですが、それでも文句のつけようがない大選手ですね。

 

 親会社ソフトバンクの投資は無駄だったか?

個人的には下記の理由から「無駄では無かった」と考えています。

 理由① ソフトバンクというブランドを露出させる機会が増えたから

一般企業がブランドマーケティング戦略を考える際、重要な戦略の評価指標の1つに「ブランドの認知度」というものがあります。

これは噛み砕けば「ターゲットとなる市場の顧客がどの程度自社ブランドのことを“正しく”理解しているのか」ということだと理解しています。

企業は社会における自社ブランドのイメージを”意図”した形で形成するために、多額のお金を使い努力しています。その努力の方法の一つがメディアを利用した、消費者とのコミュニケーションです。

松坂選手が日本球界に復帰したことでメディア媒体は何か動きがある度に、報道/特集し、親会社であるソフトバンクブランドを社会に露出しています。内容はともかくとして、ソフトバンクが社会に提供しているプロ野球球団というプラットフォームを通し、ソフトバンクというブランドと消費者を繋いでいるのです。

通常、このような機会を創出するために企業は何百億という費用を費やしています。12億円という比較的小額な投資で、ソフトバンクがメディア露出の機会を大きく増やせたことは、企業のマーケティングという点からは有益なことだと思います。

 理由② グッズ売り上げの貢献度が高い

松坂大輔というブランド力の高さ。加えて「もしかしたらこのソフトバンクの松坂選手のグッズが将来貴重なモノになるかもしれない」というプレミアム感から、かなりの売り上げがあったと聞いています。とある記事によれば「数十億円以上」の見込み額が計上されたという話もあるようです。

 まとめ

親会社であるソフトバンクのブランド戦略や高いグッズ売り上げの観点から、結果的に会社全体としては意義がある投資だったと言えると思います。

松坂選手は現役続行を希望されているとのことなので、野球ファンとしては今後のご活躍に期待したいと思います。

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